家庭用電動シュレッダーをけっこう使いこなしてます

新しく購入したのは、GBC シュレッダー A12X ホワイト GSHA12X-Wという製品です。

 

シュレッダー6960

 

これがコンパクトで、高性能。使ってみてとても満足しています。

 

主な製品仕様を書き出します。

  • 細断物:紙とCD/DVD/CARD(カード)

  • 投入幅:220mm(A4)と122mm(メディア用)

  • 細断サイズ:3x18mmのクロスカット(紙)と、3分割のストレートカット(CDなど)

  • 一度に細断できる枚数:枚(紙)2枚か、CDなど1枚

  • 細断速度:1.4m/分

  • サイズ:295x135x199mm(WxDxH)

  • 質量:2.8Kg

  • 電源:AC100V(ACアダプター付き)

  • 定格消費電力:35W

  • 定格運転時間:10分

というものです。これらの数値のなかで優れている点をいくつか説明します。

  • 本体のサイズが小さいのに、A4用紙がそのまま細断できる。CD、DVD、カードも処理できる

  • 裁断された紙のサイズが適度に小さい。

    3mm幅で18mm長さの紙きれって、ほんとに細かい。よほど細かい文字でない限り、復元して読み取るのは困難。

  • 定格運転時間が10分と長いこと。

    不要な紙が溜まって、続けて紙を処理していると3分や5分はあっという間です。
    定格運転時間を超えて紙を連続して処理し続けると、突然、運転が停止。そのあと、30分ぐらいはまたなくてはなりません。
    定格時間になる前に、紙の処理を自主的に中断する必要があります。ですから、なるべくこの時間が長いほうが使いやすいというわけです。
    たとえば運転時間が3分だと、時間ばかり気にしていなと行けませんが、10分だと、5、6分は余裕で作業が続けられます。 

良いところを上げましたが、一方で弱点を上げると、

  • 細断した紙くずを収納するダストボックスがとても小さいこと

    最大でもA4が15枚の細断が限度です。実際に使ってみると、この枚数に達する前に、たとえば7,8枚ぐらいで、ダストボックスに溜まった裁断くずを捨てると、紙屑が散らからなくてよいようです。余りにもコンパクトということで、裏腹の弱点ですね。

  • モーターのパワーが小さい

    電動シュレッダーの裁断はモーターの力で行われます。小さな本体に収められているモーターですから、力も限られています。
    厚紙を裁断するときはモーターが無理して廻っている感じです。たくさんの紙をしょっちゅう処理する用途には向いていません。

このシュレッダーは、モーターの力が弱い、すなわちゆっくり処理しかできません。それが静音化に貢献しているといえなくもありませんが。

 

一般に電動シュレッダーの場合は、モーターの力が強ければ強いほど、その処理速度が速ければ早いほど、騒音が大きくなります。動作音については、数字として公表されていないものは相当うるさいと考えられます。ません。それでも日中に使うぶんには、うるさいと感じることは少ないかもしれません。

 

基本的に、電動シュレッダーは、深夜や早朝など周りがとても静かな環境での使用には適さないと思ったほうが良いと思います。

 

以上、まとめると、「一度に数枚程度の紙を手軽に処理したいが、1枚ずつ丁寧に処理できるよ」という方には最適だと思います。

 

 

この製品は、残念ながら市場に出回らなくなりました。個人的には、この製品は丁寧に扱えるユーザーにはとても重宝すると思います。一方で、シュレッダーを道具としてガンガン使いこ
なしたいという用途には、全然向きません。

 

さて、「いろいろと数字を並べられてもよくわからない」ですよね。ごもっとも。実物の写真を撮って次のページに載せてあります。イメージをつかむための参考にしてください。

 

⇒つぎは”GBC A12Xの処理部分”のページへ

 

 

時々、逆転させると調子が戻ります

 

しばらくぶりの整理タイム。

 

溜まった紙をシュレッダーに掛けます。

 

しばらくすると、モーターの回転音が何か鈍い感じがします。
シュレッダーを逆回転させてみます。

 

細断されかけた紙が戻ってくるんですね。

 

そのまま、逆回転をしばらく続けて、
そのあと、正規の細断処理を続けます。

 

何度か、これを繰り返しているうちに、
正常な状態に戻りました。

 

 

紙を細断する機構部分に、どうしても
紙が詰まってしまいます。

 

そうすると、処理する能力も次第に落ちてきます。

 

時々、逆回転させたりして、詰まった紙を取り除く、そういったメンテナンスも、心掛けたほうが良さそうです。

 

 

ピンセットを使って

 

シュレッダーを使っていると、紙を細断する機構部分の刃と刃の間に、細断した紙がしっかりとからみついてしまう。そういう部分がどうしても出てきます。

 

細断した紙を収納するボックスを外して、シュレッダー本体を逆さにし、本体内側の上部を覗いてみると、その様子がわかります。

 

  たとえが適当かどうかはわかりませんが、私たちが肉を食べたりすると、歯と歯の間に食べかすが挟まるという感じでしょうか。

 

かんたんにできる程度でよいので、ピンセットなどを使って詰まっている紙を取り除いてやると、かなり調子が復活します。

 

時々、気をつけて対処してあげるとシュレッダーによいかも^^

 

 

頑張ってすべての紙を取り除こうなどとは、くれぐれも考えないことが肝心です。

 

どうせしばらくすると、使っているうちに紙がしっかりとからみつきます。
時々取り除いてあげれば大丈夫です。

 

シュレッダーと長くつきあうための秘訣のひとつだと思ってくだされば結構です。

 

⇒つぎは”電動シュレッダーの処理部分”のページへ

 

 

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